初めての単焦点なぜ85mm?
カメラで写真を撮っているといずれは聞くであろう単語
単焦点レンズ
いわゆるズームできない単焦点レンズだが、
大体最初は50mmとか35mmの単焦点を選ぶ。
値段も大体3万円~5万円と安価であり、気軽に楽しめるものが多い
そんな中、中級者くらいになると10万円あたりの単焦点レンズがほしくなるもんだ。
だけどそんななか、カメラを始めてまだ1年過ぎたあたりの俺はズームレンズしか買ったことないのにあえて85mmを選んだ。
なんで85mmなのか?
安価で買えてロマンが詰まってるからだよ(小声)
でもロマンを追い求めた結果、買ったことを後悔しているから同じ轍を踏まないように
経緯や理由などを解説していく。
ということで購入したレンズがこれだ↓
AF-S Nikkor 85mm f1.8g
Nikkor Z 85mmじゃないんかい!
そんな声が聞こえてきそうですがこちらのほうが安価だったんですよ…
(Mapcamera 中古価格3万6800円~5万1800円 新品価格6万5772円)
だが大事なのはそこじゃない。
85mmという中望遠画角にロマンを感じていることが大事なんだ。
ふむ…ビルドクオリティも悪くない。
描写も単焦点っていうくらいだから悪くないのだろうと胸が高鳴る。
早速ズームレンズとの描写を比較していこう。
今回比較していくのはこのレンズ
Nikkor Z 24-120mm f4Sだ。
こいつを85mmまでズームして描写の差を見ていく。開放と絞ったと時でどれくらいの差があるか楽しみだ。
機材はメイン機であるZ6iiを使用していく(85mmにはFTZiiを使用しています)
標準ズームレンズとの比較
早速比較していこう。
まずは両方開放の状態での撮影だ。
左が今回買った85mmの単焦点で、右が24-120mmで取った写真だ。
やはりボケ感はさすが単焦点で広い開放f値なだけある。
ズームしてもわかるこの解像度とボケ感。単焦点の方はボケすぎて何がなんやらわからん。
若干単焦点のほうが黄色く見えるが、ニコン色ということで味が出てるとも言える。
次にf8まで絞った描写を見てみよう。
ぶっちゃけどっちがどっちかわからん
拡大すると絞ったときの解像度は一緒ぐらいだろうか?
若干85mmの方は輪郭が淡い感じで、24-120mmのほうがカリッとしているように見える。
好みは人それぞれ分かれそうだ。
だが値段の差や発売された時期を考慮しても、申し分ない描写力を感じる。
さすが単焦点だ。
購入後の後悔、なぜ?
早速100枚ほど作品撮りを遂行してみるが…難しい。
先程も言った通り、85mmというロマン画角はポートレート向きと言われている。
そう、ポートレート向きなのだ
ここからはあくまで自分が撮って感じたことだが、85mmというクセの強さ故にポートレート以外での立ち回りが難しすぎる。
物撮り用にしては少し遠いし、
風景用にしては画角が狭いが故入れたいものが入り切らない。
うん、こりゃ難しいや!
結果としてめんどくさがりの俺は防湿庫の中で文鎮化させるのであった…
(標準単焦点に買い替えるかは検討中)
結論と考察
早速結論だが、まだ単焦点を触ったことがない人は85mmのレンズを買うことをおすすめできない。
単焦点には単焦点の立ち回りがあり、それを理解するためには難易度が高い画角だと感じた。
だが逆に使いこなせれば化けるレンズなのは確かであろう。
ロマンを求めすぎた結果、実用性や難易度を見なかった結果であろう。
やはり単焦点は標準からと言われている理由が何となくわかった経験になった。
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